4月2日晴れ、風N17-19メートル、瞬間最大26メートル、丸岡(記)
どうせ赤旗と踏んで本日はノホホンの整備をしようと正午ころ夢マリに行くと午前中はずっと上記のとおりの強風。ご丁寧にガストも各時間ともずっと26メートル。帰りの17時も相変わらず赤旗でした。
ということで本日は以下整備中心で持ち込んだ特殊飲料を堪能。
1.点検用ライト:
木村さんの友人から寄贈のライトは60CMほどまで伸ばせて、曲げて、LED3個で明るく、リチュウム電池で長持ちの優れもの、マグネットで落ちたボルトも拾えますよ!大感激です、ありがとう。
コレでプロペラシャフトのカップリングボルトやエンジンマウントの点検他を行う。エンジンマウントのボルトはスターン側の錆がかなり進行中、左右どちらが先に折れるかはクラッチの使用状況次第か?
2.トイレ:
木村さん指摘のトイレ水位は私も前から気になっていたので本日実験検証した。結論から言うと排出バルブを締め切れておらず海水が逆流していると見られる。海水面はトイレ上面より10cmも違わないので陶器が割れたりポンプが壊れたりすればノホホンは水舟になる可能性がある。
実験結果、排出バルブは80度くらいまで回してもまだ少し開いているので完全にバルブを奥まで90度で止まるまで回さないといけません。ポンプを軽く動かしながらバルブをどこまで回したら抵抗が出てくるかで確認しました。ポンプで汚水を排出できるということは逆支弁が少し劣化している状況では海水が逆流してくるという可能性大でしょうね→これが水位上昇の犯人NO.1.
従いトイレ使用後(退船時には)排出バルブはレバーが止まる90度まで完全に回しきってください。
あと手洗いの水の排水がトイレの給水バルブに繋がっており、給水バルブを閉じた後に手洗いの水を捨てるとトイレの水位を上げる要因になる可能性あり、ただしコレは水量は少ない。
3.バウハッチ‐ラバーシール:
劣化して水漏れあるので交換すべくラバーシールをマリーナ売店で確認したが。。。。メーカーはオーストリアでロンドンの代理店経由注文したら必要な2メートル分で7千円、かつ7週間必要と。かなり複雑なシールの断面と取り付け方法にて他のもので流用可能か不明。どなたか代替品わかる人いませんか?とりあえず交換は先延ばし。
4.オートパイロットのリモート機:
全ての機能の作動確認しました。電池が古いのか電波出力が6割に落ちていたが船上で間違いなく作動、交換用の電池‐アルカリ単四の予備は船内にあります。ロック機構などが作動してあわてたりしないように使用前に各自にて十分マニュアルを読んで理解してください。
5.コンパス:
ババリアのコンパスをハンドベアリングを使って点検しました。バースした状態なのでS方向だけチェックした結果では1度しか違わず。全ての方位でチェックしないと確実ではありませんが多分ノホホンのコンパスはほぼ正確ではないか(自差はほとんど無い)と推察されます。
6.マスト:
メインハリヤードを使用してマストの左右の傾きをチェックしました。本日は強風のため正確ではありませんが左右の差は2-3センチ以内でしょう、風が無いときに再度計測しましょう。
7.トラベラー:
ノホホンのメインシート・トラベラーは使いにくいので皆さんほとんど使っていませんね!シートが交差していたのでコックピットから操作できる様に取り付けなおしました。
8.金具類:
正規でない金具が代用されている箇所などありますので一度全てチェックしましょう。
以上
0 件のコメント:
コメントを投稿