2009年7月27日月曜日

7月26日

メンバー 木村さん(船長)、西尾さん、藪下さん、井川さん、丸岡さん、金子(記)
オイル、冷却水 O.K. ビルジ 多し(水門の外にて排出)
S 概ね8m~10m 時折13~4m

10時集合。 伯耆原さんから昨日エンジンがかからなかったとの報告を受け、まずは懸念の油水分離機を点検。 水抜きコック(真下の大きな方)を緩め水を抜く。
水滴は1秒に1~2滴程度出ていたものの少しすると次第に出が悪くなり遂には止まってしまった。
分離機の中に水垢の様なものが相当溜まっているようでそれが詰まったようだった。 分離機の据え付け位置では油と水の境がラベルに隠れて確認できず、どの程度水があるのか解らない。
分離機のボルトを緩め分離機自体を斜めにすると境目が確認でき、相当量の水が溜まっているのが解る。 燃料コックを締め、分離機の水抜きコックを外す。
それでも水の抜けは悪く、分離機を揺らすと水垢とともに少しずつ出てきた。
手前の小さな方の水抜きコックも外し一気に抜く。 約コップ一杯の水とその半分くらい(実際の油の量は良く解らず)の油、結構な水垢を抜き取り、元の状態に戻す。
燃料コックを開き、エアーを抜き燃料を送り込む。 プライミングも中々コツがあるようで非常に良い勉強になった。 まずは木村さんの言う所の、エンジンから遠い方のボルトを緩めプライミング。
このときのプライムレバーの感触とわずかな音で、ちゃんと機能しているかどうかを判断。
手ごたえが無くスカスカの場合はセルをひと回し。
レバーの手ごたえと微妙な“シュッシュッ”と言うような音が確認出来たら送り込まれている。
手ごたえがない場合はもう一度セルをひと回し。
1番目のボルトから泡が出てきたらボルトを軽く締め、2番目のボルトも緩めてプライミング。
さてさて果たしてエンジンは始動するのか・・・? セルを回す・・・回す・・・・回す・・・・・ デコンプして回す・・・・回す・・・・・・ 確かに燃料は送られているようだけれど一定に送られていない様子だとのこと。 今一度プライミングし直す。 念のためデコンプしてエンジン始動。一発起動。お疲れ様でした。 11時を少し回ったところで出航。 後進で離バースするも風にバウを流されてみっともない出航となる。 気を取り直して湾内へ。 鉄橋を過ぎるとすでに1m近い波と10m近い向い風。 機走だけでは進めないとの丸岡さんの意見で早速メインを2ポンで上げる。 クローズドでタックしながら3番杭をやり過ごす。 波はすでに1,5m、風は13m以上、でもとりあえず乾杯!
すでに12時を回り、船長の帰港して食事を・・・との意見に今しばらくとの声が勝り、
荒天時での操船練習に入る。 ラットを船長が握ったとたん波、風はおさまり中々良いクルージングに・・・ 欲張ってジブも2ポンの手前まで展開する。快調な走り。 順番にラットを握り1時頃にはマリーナに転進。
貴重なクルージング体験はバース勘違いの着艇にフィナーレを迎え 反省会へと続く。木村さんいつもながら美味しいアテありがとうございます。 ハッチがしっかり閉まっていなかった様で、スプレーが船内に相当入ってきた模様。 バウのクッションは結構濡れてしまい、乾したもののまだ湿っているため キャビン内に立てかけてあります。 毛布も濡れているので紐で吊るしてあります。 現在キャビン内の環境は劣悪かもしれません。 ちょっと心配。 燃料代100円X6名と金子の月会費を納め終了。 長くなってスミマセン・・・

1 件のコメント:

kimuyoshi さんのコメント...

金子さん
ログアップありがとうございました。
燃料系統に水が混入しているのは、燃料注入口から雨水が入っているのではないかと思います。
昨日注入口にテープを貼っておきましたが、
今後は注入口を開けた時必ずテープを貼るようにしましょう。

燃料タンクにまだ水がたまっていると思われます。燃料タンクは水抜きがないんです。
今後乗艇時に必ず油水分離器の水をチェックしてください。