2008年9月13日土曜日

大島・波浮港ゆき番外編

9月11日久里浜沖にてエンジン停止

今回の大島波浮ゆきは帰りの三崎まではのんびりユッタリと時々良い風も吹いて順調だったのですが。。。。(シングルでの15メートルのガストの最中のエンジン停止が印象強すぎて波浮での優雅なひと時や槍付け停泊など吹っ飛んでしまいました→西尾さん航海日誌よろしくお願いします)

10日の前日はあまり吹かず時間と風位で保田→三崎に変更。翌日は少し吹きそうだし一人なら保田→夢マリが楽なのになあと少し不安、でも三崎着が17時以降は係船無料となりラッキー。翌11日7時半出港、8M程度の北の風だがガスト交じりゆえメインのみとする。波もありクローズリーチだが4.5-5Knotsほど。8時半ころ剣崎を廻るとNNEの向かい風に近く波も1.5Mで機帆走で3.5Knots、風も少しずつ上げてきて12M以上、ガストは何メートルあるか?遅々として進まず10時を過ぎても久里浜沖。ジェットホイルやフェリーや漁船も出ているので少しは安心するが本日は横浜ベイサイドかな?
でも海鹿島から観音崎は真上りだし、今日は浦賀のコチヤかな?こんな時にトラブル発生したら困るなあ、でもラットは先週に毛利さんも一緒に検査したしOKOKと考えていたら。。。突然エンジン停止とは予想してなかった。

オーバーヒートかな?と考えてエンジン見たが、冷却水水位正常でエンジン温度も通常か?再起動トライすると一瞬動いて停止。大熊さんや毛利さんに電話するがつながらず(ラットをにぎりつつの電話は大変)。さてどうしよう?浦賀は近いが真上り、かなたを見やると鋸山と保田が優しく微笑んでいる。保田ならアビーム、水域も港の中も良く分かっている。
メインを2ポンに変えジブを半分、ジブを出したとたん強烈なウェザーヘルムが始まった。ラットまで壊れてはたまらないので風に上げたり落としたりして逃がしながら本船を慎重に交しながら保田を目指す。早めにメインを降ろして再度の電話もつながらず。電話どころではない、この波でジブで上るのは大変、落とされぬよう高さを保って慎重に保田港に近付く。ジブを絞っているのでゆっくりと推進、特に作業船の出入りに最大注意、最後にジブを一瞬で切って惰性で風位に向かい無事バース横に停船。
安堵してもやいロープを持って降りようとしたら気が抜けてけつまずきそうになった。

大熊さんより連絡があり三崎に向かっている毛利さんが急遽保田に来てくださる由。
私のエア抜き作業はものにならなかったが、毛利さんの実地教育はとても実りあるものでした。エンジンも回復し、その夜毛利さんと番屋の友人の3人の夕食と酒の旨かったこと。大熊さん、毛利さんありがとうございました。

翌日は8時前に出港し7時間で夢マリ帰着。機走・機帆走2時間以外はアビーム、ランニングで最大7Knotsで楽しむことができました。エンジントラブルでご心配をお掛けした皆様にお詫び申し上げます。
本日13日村山さんたち乗艇の最中にまたエンジン停止しマイレデイで牽引したとのこと、早く原因確認と修理できれば良いです。

丸岡

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